低温障害を起こしやすい野菜・果物とその保存方法をまとめてみました
こんにちは。やさしい食品表示ラボです。
皆さんは、食材の特徴に合わせて保存していますか?
せっかくの新鮮な食材も間違った保存方法や保存場所で管理しているとすぐに傷んでしまいます。その上、野菜には、低温障害を起こしやすい野菜があります。
今回は、低温障害を起こしやすい野菜・果物とその保存方法についてまとめていきたいと思います。
本記事で学ぶ内容
- 長持ちする野菜がわかる。
- 傷みやすい野菜がわかる。
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生鮮食品とは?消費期限・保存方法の記載がないのが特徴。
生鮮食品とは、加工食品および添加物以外の食品と定義されております。水洗い、切断、冷凍したものが該当し、食肉を合挽きしたり、ブランチングした上で野菜を冷凍したものは、加工食品になります。
一般消費者向け生鮮食品の表示に消費期限・保存方法の記載なし!!
一般消費者向けの生鮮食品の食品表示例では、必要な表示項目は「名称」と「原産地」になり、スーパーなどの量販店に生鮮食品コーナーを注意深く見てもらえれば、商品の名称・産地・価格しか記載されておりませんね。
生鮮食品を購入しても、適切な保存方法と消費期限がわからなければ腐らせてしまい、家庭での食品ロスにつながってしまいます。
<備考>生鮮食品は3つに分類されるよ
生鮮食品は、水産物、畜産物、農産物に分類されます。それぞれ表示に特徴があり、少しずつ抑えておきましょう。水産物、畜産物、農産物の表示例は下記のページをまとめております。勉強してみましょう。
低温障害とは?低温障害を起こしやすい野菜・果物
野菜を保存する場所として冷蔵庫が一般的ですが、野菜によっては冷蔵庫で保存することでかえって品質を劣化してしまうことがあります。
低温で保存することによって、その物質の構造が変化し、きゅうりなら水っぽく、トマトなら実がやわらかく、バナナなら黒く変色して傷んでしまいます。
もともと暑い環境に適応して育った野菜・果物のため、低温に環境を慣れる機能が元から備わってません。そのため気をつけて保存しましょう。
低温障害を起こしやすい野菜・果物
低温障害を起こしやすい野菜・果物は下記の通りになります。
- なす
- トマト
- きゅうり
- バナナ など
低温障害を起こしやすい野菜・果物の保存方法
低温障害を起こしやすい野菜や果物は常温保存が一般的で、夏場は常温だと傷みやすいので野菜室で保存します。
くれぐれも冷蔵室で保存しないようにしましょう。
まとめ
今回は、低温障害を起こしやすい野菜・果物とその保存方法についてまとめてみました。
ここがポイント
- 低温障害を起こしやすい野菜・果物:なす、トマト、きゅうり、バナナ etc